低血圧の基準値はどれくらい?原因はなに?貧血との関係はある?

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「朝起きるのがつらい」「仕事中に急に立ちくらみが・・・」
もしかしたら、その症状は低血圧のせいかもしれません。

実は、私自身も数値上は低血圧です。
ですが、世間一般でいう低血圧の症状はありません。同じく低血圧気味の母に、よく不思議がられます。

そもそも、どれくらいの血圧になったら低血圧になるのでしょうか?
症状が出る人と出ない人、その違いは何なのでしょうか?

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低血圧の基準値はどれくらい?

低血圧の基準値は、WHO(世界保健機関)によって定められています。
一応、日本基準という物もありますが、ここではより厳格な世界基準の方を参考とします。

WHOによると、最高血圧が100以下であるか最低血圧が60以下、あるいはどちらにも当てはまる人が低血圧に分類されるそうです。

特に、最高血圧が80を下回ったあたりから、頭痛やだるさといった低血圧特有の症状が出始めるようになります。

また、低血圧の基準値は、年齢によっても変化します。

基本的に、人は年を取るにつれて血圧が高まっていく傾向があります。
なので、低血圧の基準値もそれに応じて高まっていくのです。

参考までに、年齢ごとの血圧の基準値を紹介します。

年齢別の血圧基準値・男性編
  • 20代男性・・・最高118、最低75
  • 30代男性・・・最高125、最低79
  • 40代男性・・・最高131、最低84
  • 50代男性・・・最高138、最低85
  • 60代男性・・・最高143、最低84
  • 70代男性・・・最高147、最低80
年齢別の血圧基準値・女性編
  • 20代女性・・・最高113、最低76
  • 30代女性・・・最高115、最低71
  • 40代女性・・・最高125、最低71
  • 50代女性・・・最高133、最低81
  • 60代女性・・・最高141、最低81
  • 70代女性・・・最高146、最低78
血圧がこの値よりも大きく開いていた場合、低血圧(あるいは高血圧)に分類されます。
自宅で血圧を測るときなどの参考にどうぞ。

低血圧の原因はいったい何?

低血圧の原因は、大きく分けると2つになります。

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  1. 本態性低血圧症
  2. 原因が特定できず、慢性的に血圧が低い状態のことです。
    家族からの遺伝や体質などよる低血圧の場合は、こちらに分類されます。

    本態性低血圧症の大きな特徴として、症状が非常に軽いという点があります。
    また、すでに体が低血圧状態に慣れ切っているので、症状が起きない人もいます。

    なので、下で紹介する症候性低血圧症や高血圧とは違い、本態性低血圧症は治療の必要は特にありません。

  3. 症候性低血圧症
  4. 上の本態性低血圧症とは違って、すでに原因が特定されている低血圧症のことを症候性低血圧症と言います。

    主な原因は、大量出血や内臓系の病気、薬の副作用などです。
    その特性上、高齢者の方がこの症候性低血圧症にかかりやすいです。

    症候性低血圧症の場合、症状も重症化する傾向にあります。
    片頭痛や動悸、息切れといったものや、心肺の不良による不整脈を引き起こす可能性まであります。

    しょせん低血圧だからといって甘く見ていると、ますます症状がひどくなっていきます。
    症候性低血圧症の疑いがある場合は、病院で診てもらった方がいいでしょう。

    低血圧と貧血は関係ある?それともない?

    結論から言うと、低血圧と貧血には全く関係がありません。
    症状が似ているので誤解されがちですが、実際は起こる原因が全く異なります。

    低血圧の原因のほうは上で紹介したので、ここでは貧血が起こるメカニズムの方を紹介します。

    貧血は、血液の中に含まれているヘモグロビンが減少することによって発生します。

    ヘモグロビンは、体の細胞に酸素を送り届ける役割を持ちます。
    なので、貧血の人は、体が酸欠状態なのです。その結果、めまいや動悸、息切れなどを引き起こします。

    このように、低血圧と貧血の原因は全く違うということが分かっていただけたと思います。

    なので、低血圧の時に鉄分を重点的に摂っても、対策にはなりません。
    自信の症状に合った、正しい対策を行いましょう。

    まとめ

    低血圧は症状があまり深刻でないこともあってか、なかなか他人に理解してもらえません。

    実際、低血圧はやる気や根性だけで解決できる問題ではありません。
    症状が辛い時は、しっかり対策をしてやる必要があるのです。

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