紙魚は噛んでくる害虫なの?どこから来る?畳に生息する理由は?

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紙魚はその気持ち悪い見た目から、「不快害虫」に分類される虫です。
言われてみれば、最強の害虫と名高いゴキブリに似てなくもありません。この2匹が並び立つのを想像するだけで、虫嫌いの私はとても気持ちが悪くなります。

この紙魚、果たして気持ち悪いだけなんでしょうか?
刺したり噛んだりはしてこないんでしょうか?

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紙魚は害虫?噛まれることはある?

紙魚は害虫なのでしょうか?それともそうではないのでしょうか?
その判断のために、紙魚の特徴を並べてみました。

紙魚の特徴
  • 紙魚の主なエサはでんぷんです。
    古い本を綴じるためののりや一部の洗濯のりは自然由来の原料から作られているので、古本や衣類に紙魚が寄ってくるのです。

    現在使われているのりは、ほとんどが化学的に合成されたものです。
    なので、のりを求めて紙魚が家にやってくるということは、昔と比べれば非常に少なくなりました。

  • 紙魚は、水分を空気中から確保しています。
    なので、まとまった水がなくとも生きていくことができます。
  • 紙魚は泳げないため、小さい水滴程度でもすぐに溺れます。

    同じく家庭に湧く虫の代表格であるダニとはえらい違いです。(恐ろしいことに、ダニは1週間以上も溺れることはありません)

  • 紙魚には長い触角がありますが、それで人を刺すようなことはありません。
  • 紙魚は人を噛みません。
    たまに「紙魚に噛まれた!」と誤解する人がいますが、シチュエーション的にはダニが原因である可能性が高いです。
  • 紙魚は毒を持ちません。

    汚い場所に生息するため、病原菌を媒介する可能性はなくはないです。
    ただし上で紹介したように、紙魚は刺さない上に噛みません。他の害虫連中と比べたら、よっぽど可愛い方です。

  • 紙魚の天敵はクモです。
    紙魚の力では、どうやってもクモには勝てません。ただ捕食されるのを待つのみとなります。
こうしてみると、「実は紙魚ってそんなに悪い奴じゃないんじゃないか?」と思えてきます。

人間側に与えるメリットもありませんが、かといってそんなに悪いことをしているわけではありません。
いてもいなくても変わらない、空気のような存在と言えるでしょう。
point!紙魚は一応害虫に分類されますが、やること自体はとてもしょぼいです。

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紙魚はどこからやってくる?

紙魚は暗いところを好むため、床下や天井裏といったところに集まる傾向があります。
逆に明るいところや乾いたところを嫌うため、屋外には紙魚はほとんどいません。

暗いところに集まった紙魚は、ほんの小さな隙間を侵入経路にして、家中の至るところに拡散していきます。
1mm程度の小さい隙間があれば、そこを余裕ですり抜けてきます。そりゃあ神出鬼没なわけです。

また、紙魚は古本や段ボールにも好んで生息します。
なので、それらを古い家から持ってくると、紙魚の卵や成虫も一緒にくっついている場合があります。

知らないうちにくっついてきた紙魚が家の奥底に隠れて、知らないうちに大繁殖・・・といったことは普通にあり得ます。

私の実家はけっこう古い家なのですが、私の見えないところでは、今日もたくさんの紙魚が住み着いていると思います。

紙魚が畳に好んで生息する理由とは?

紙魚が湧きやすいのは、古本や段ボールだけではありません。
それらに次ぐほどの紙魚にとって理想的な環境、それはです。

畳の隙間や畳の下は暗い+湿度が高いため、床下や天井裏の次くらいに紙魚が多くいるところです。

何かの拍子でめくれた畳の裏に、紙魚が何十匹もいたときのあのショックったらありません。
いくら刺したり噛んでこないからといっても、あんな見た目の虫が群れているところを見るのは非常に心臓に悪いです。

紙魚を始めとした害虫を防ぐためにも、畳は定期的に干すようにしましょう。
point!
紙魚はあまりにも神出鬼没なので、「何もないところから突然湧いてくる」と思われているフシがあります。

もちろんそんなことはありません。畳から突然紙魚が湧くなんてことは絶対にありえません。

まとめ

実際、紙魚はそんなに悪いことをするわけではありませんし、害虫と呼べるかはとても微妙な存在です。

ですが、「見た目が生理的に嫌!」という人も多いと思います。(私も虫嫌いです)
しっかり対策をして、紙魚の好む環境を減らすようにしましょう。

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