中秋の名月の時期っていつ?お供え物の意味や起源も紹介!

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今年の秋は、お月見をしてみませんか?

お月見の時期に見る満月を「中秋の名月」といいます。
1年間に最低12回はある満月の日ですが、なぜこの時期の満月だけが特別扱いされているのでしょうか?

お月見の由来を知れば、より風流を感じることができるかもしれません。

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中秋の名月の時期っていつ?

中秋の名月とは、旧暦の8月15日に見える満月のことです。
旧暦の8月15日がいつごろかというと、新暦でいう9~10月にあたります。

point!旧暦と新暦にはずれが生じるため、中秋の名月の時期は毎年変わります。
去年(2016年)は9月15日が、おととし(2015年)は9月27日が中秋の名月でした。

ちなみに、今年(2017年)に中秋の名月が見られるのは10月4日です。

中秋の名月の名前の由来は?

日本の四季である春夏秋冬は、おおよそ3か月ごとに移り変わるとされています。
(最近は春のうちから蒸し暑くなったりもしますが・・・)

移り変わりの時期を旧暦に当てはめると、このようになります。

  • 1~3月は春
  • 4~6月は夏
  • 7~9月は秋
  • 10~12月は冬
これだと大雑把すぎますね。季節感をもっと分かりやすくするためには、もう一声欲しいところです。

なので、昔の人は四季を更に細かく分類するために、「初・中・晩」あるいは「孟・中・季」という文字を、それぞれの季節の頭にくっつけることにしました。

例えば、秋の場合であれば

  • 7月は「初秋(孟秋)」
  • 8月は「中秋」
  • 9月は「晩秋(季秋)」
となります。

昔の秋の夜空はとてもキレイだったそうです。
済んだ空に浮かぶ丸い満月は、さぞかし美しく見えたことでしょう。

中秋の名月に飾るお供え物の意味は?

中秋の満月のお供え物といえば、月見団子やススキ、それにサトイモなどが代表的です。
昔の人は、これらのお供え物にどういう意味を持たせたのでしょうか?

月見団子

なぜ団子を供えるのかというと、原料であるお米がちょうど中秋の時期に収穫できる農作物だったからです。

日本では、昔から自然信仰が盛んに行われてきました。
なので「農作物の収穫を神様に感謝し、それを食べてもらうことで豊作祈願を願う」という考えの下、お供え物に団子が選ばれたのです。

また、月見団子の形が丸いのにも理由があります。

月見団子が丸いのは、夜空に浮かぶきれいな満月に似せるためです。
丸いものは昔から縁起が良いものとされてきた、というのも理由の一つです。丸は和やかさを連想させるため、和を重んじる日本人にとっては好ましい形なのです。

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ススキ

ススキの見た目は、よく実った稲穂にとても似ています。
稲はすでに収穫されてお団子になっているので、稲の代わりに供えるものとしてススキが選ばれました。

また、ススキには月の神様である月読命(つくよみのみこと)が宿るとされています。
そのため、豊穣以外にも魔除けとしての意味もあります。

サトイモ

月見団子の項目でも説明したように、中秋の名月には豊作祈願の願いが込められています。
なのでお米以外にも、様々な秋の作物も一緒にお供えされることがあります。

サトイモ以外だと、さつまいもやブドウなどが時期的にはピッタリです。

中秋の名月の起源はいつどこから伝わった?

中秋の名月の起源は、正確には分かっていません。
ですが一説によると、遥か昔の中国の行事がモチーフなんだそうです。

中国では、昔から「望月(もちづき。いわゆるお月見のこと)」の行事が行われてきました。
それがいつしか日本に伝わり、次第に広まっていったという説があります。

お月見が広まった当初は、位の高い貴族の催し物とされてきました。
意外にも、農作業に励む一般庶民にはなかなか広まらかったのです。

それが変わったのが江戸時代の話です。
この時代になると身分の差がだいぶ縮まっていき、貴族の行事が庶民にも知れ渡るようになりました。

元々日本人は祭りが好きな民族なこともあってか、お月見の風習は瞬く間に一般化していきました。
このお月見に農家の豊作祈願が合わさって、今の形になったのです。

まとめ

お月見の時期は空模様が不安定な時期なので、いつ天気が悪くなるかは分かりません。
せっかくの満月が雲で隠れてしまい、お月見ができないこともあります。

去年はダメだったという人も、今年は月がバッチリ見えるといいですね。

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