敬老の日の贈り物にのしは必要?表書きや名前の書き方はどうする?

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毎年9月の第3月曜日は、敬老の日です。
お世話になった祖父母に感謝の気持ちを伝えるため、なにか贈り物をするという方も多いと思います。

ところで、この場合は「のし」は必要なんでしょうか?
身内への贈り物なのでそんなに改まらなくてもいい気もしますが、やっぱり気になりますよね。

敬老の日の贈り物ののしは、どうするのが正解なんでしょうか?

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敬老の日の贈り物にのしは必要?

敬老の日の贈り物ののしは、必須というわけではありません。

ですが贈り物にのしを掛けることで、より丁寧な印象を与えることができます。
なので、私個人としては贈り物にはのしを掛けることをお勧めします。

贈り物の価値を決めるのは、値段の高さだけではありません。

たとえ高い物を贈ったとしても、貰い手の印象を悪くすれば台無しです。
逆に、安い贈り物だったとしても貰い手が喜んでもらえれば、贈り物としては「大成功」と言えるでしょう。

冠婚葬祭での贈り物にはのしを掛けてやるのが、日本に昔から伝わるやり方です。
ご年配の方は古い礼儀を重んじる傾向にありますし、昔からのやり方をなるべく忠実に守る方がいいでしょう。

敬老の日ののしにはどんな表書きをする?

敬老の日ののしには、「敬寿(けいじゅ)」と書くのが一般的です。

敬寿は「ご年配の方を敬う長寿の祝い」という意味を持ちます。
敬老の日の贈り物に添える言葉としては、まさにピッタリな言葉ですね。

贈る相手の年齢にもよりますが、長寿のお祝いの言葉を書くのもいいでしょう。

長寿のお祝いをする年齢と、言葉の意味を紹介!
  • 60歳・・・「還暦(かんれき」。
    生まれてから61年目には干支が一周するため、「赤ちゃんに還る」という意味があります。
    還暦の贈り物にちゃんちゃんこが選ばれるのも、還暦の意味を考えれば納得です。
  • 70歳・・・「古稀(こき)」。
    古代中国の詩人である杜甫(とほ)の詩の一節、「人生七十、古来稀也」からとられています。
  • 77歳・・・「喜寿(きじゅ)」。
    「喜」という漢字を草書体で書いた時、七十七と読めることから名付けられました。
  • 80歳・・・「傘寿(さんじゅ)」。
    傘の略字が八十と読めることから名付けられました。
  • 88歳・・・「米寿(べいじゅ)」。米という字を分解すると、「八十八」という漢字になります。

    また、8という数字は日本人にとっては末広がりで縁起が良いため、88という数字そのものがとてもおめでたい物なのです。

  • 90歳・・・「卒寿(そつじゅ)」。
    卒の略字が「卆」だからです。縦に読むと「九十」ですね。
  • 99歳・・・「白寿(はくじゅ)」。
    百という漢字から一を取ると「白」になるからです。

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    もしこの年まで髪が残っていればほとんどが白髪でしょうし、その様子から命名されたのかも知れません。

  • 100歳・・・「百寿(ひゃくじゅ)」。
    そのままの意味です。
    ちなみに100歳以降は「百一賀」「百二賀」・・・というようにして毎年祝います。

敬老の日ののしにはどんな水引を使う?

敬老の日の贈り物に使う水引は「紅白の蝶結び」です。
蝶結びは結ぶのもほどくのも簡単なことから、何度あっても嬉しいお祝い事の時によく使われます。

間違えやすいのですが、結婚式などで使う結び切りの水引は「一回限りであることが望ましいお祝い」の時に使う物です。
なので、敬老の日の贈り物に結び切りの水引は適しません。人によっては結構気にするポイントなので、ここは要注意です。

敬老の日ののしにはどうやって名前を書く?

のし袋への名前の書き方は、基本的にはどの行事でも共通です。

個人からの贈り物であればその人のフルネームを、夫婦からの贈り物であれば「佐藤 一郎・和子」のように連名で書くのが基本です。

家族一同から贈る場合は、苗字だけを書くようにします。
このとき「一同」の文字を入れるのは控えましょう。贈り先の祖父母も同じ家族の一員なので、「家族一同」という表現は少し変です。

のしの表書きや名前は何を使って書くのがいい?

のしの表書きや名前には、毛筆を使うのが本来のマナーです。
毛筆がない時は、筆ペンやサインペンで代用しても構いません。

のしの表書きや名前を万年筆やボールペンで書くのは、厳密にはルール違反なのです。

先ほども書いた通り、ご年配の方は昔からの習慣を重んじる人が多いです。
なので、できるだけマナーを忠実に守る方がいいでしょう。

まとめ

実際のところ、敬老の日の贈り物はそこまで厳格な物ではありません。
ルールに沿ったのしの書き方でなくとも、感謝の気持ちが伝われば十分だとも思います。

ですが、正式なやり方のほうが良い印象を持たれやすいのも事実です。
おじいさんやおばあさんの人柄を考えて、よりよい方法を選びましょう。

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