台風が近づくと体調不良になる原因や対策は?犬や猫も体調を崩す?

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私は台風が近づくと、息苦しさやめまいを感じます。
この記事を見ている人の中にも、同じ症状で悩まされている人は多いのではないでしょうか?

日本人だけでも1,000万人を超える人が、台風によって何らかの体調不良を起こすと言われています。

ですが、「なぜ?」と聞かれると、理由が分からない人が大半です。ただ「台風の時期になると体調が悪くなる」という認識をしている人がほとんどです。

なぜ、台風が近づくと体調が悪くなるのでしょうか?
そのメカニズムを解説していきます。

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台風が近づくと体調不良になる原因は?

台風が近づくと体調が崩れるのは、気圧の急激な変化が原因です。
気圧の急激な変化によって自律神経が乱れ、結果として体内のバランスも乱されるのです。

自律神経は、気圧の変化から体を守る機能を持っています。

気圧は常時15トン近い圧力を私たちの体にかけています。
ですが私たちの体は、受ける圧力と同じ大きさの力で気圧を押し返しています。

気圧が変化すれば、当然私たちにかかる圧力の大きさも変化します。
その変化に応じて体内からの圧力を調整するのが、自律神経の働きの1つなのです。

もし自律神経の働きがなければ、私たちの体は見るも無惨な姿になっていることでしょう。
気圧に負けてペチャンコになるか、体内からの圧力が強すぎて破裂するかのどちらかです。

ところが、自律神経の調整能力にも限界があります。
台風の日のような急激な変化には、自律神経は完全に適応することができません。

すると、外側から受ける圧力と内側から押し返す圧力のバランスが崩れます。
その結果、血管が収縮することによって血行が悪化し、体調が悪くなってしまうのです。

このような天候や気圧に関係がある病気は、まとめて「気象病」と呼ばれています。

気象病の症状は、人によって異なります。
頭痛や耳鳴りといった軽い症状で済む人もいれば、脳卒中や心臓発作などの命に関わる重大な症状のきっかけに発展してしまうこともあります。

生死に関わるまでにはいかずとも、「気象病がきっかけでぜんそくになった」という人は数多くいます。
自分に気象病の兆候があると感じたときは、手遅れにならないうちに対策をとった方がいいでしょう。

point!台風が近づくと体調不良になる病気「気象病」は、気圧の変化による自律神経の乱れが原因。

台風による体調不良にはどうやって対策する?

気象病は自律神経の乱れが原因で起こる病気です。
なので、自律神経を鍛えれば鍛えるほど気象病にも強くなるというわけです。

実際にどのような方法で自律神経を鍛えられるのかというと・・・

深呼吸をする

呼吸は大きく2つに分けられます。
普段行っている浅い呼吸の「胸式呼吸」と、お腹を使った深い呼吸の「腹式呼吸」の2つです。

この2つのうち、腹式呼吸の方には自律神経のバランスを整える作用があります。
体によりたくさんの酸素を取り入れることによって血流が改善され、それによって自律神経の働きも良くなるのです。

普段から自律神経を整えておくことで、急な気圧の変化にも強くなります。
夜の寝る前などに、一度深呼吸をする習慣をつけるのはどうでしょうか?

体を芯まで温める

体温を高めることによって自律神経が刺激され、血流が良くなります。
自律神経と血流は、相互に関係しあっているのです。

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体を芯まで温める簡単な方法は、お風呂にゆっくり入ることです。
この時、熱いお風呂にさっと入るよりも、ぬるめのお風呂に長時間浸かった方が芯まで温まることができます。

また、トウガラシやショウガといった香辛料にも体を温める栄養素が多く含まれています。
胃腸を壊さない程度に、普段から香辛料を多めに摂ってみるのもいいでしょう。

十分な睡眠をとる

自律神経の働きを活発にさせるのも大事ですが、時には休ませてやるのも同じくらい重要です。

では、どれくらいの睡眠時間を確保すればいいのでしょうか?
もちろん個人差はありますが、自律神経を十分にリラックスさせるためにはだいたい6~7時間の睡眠が必要です。

睡眠時間だけでなく、睡眠の質も重要です。
寝る前のスマホやパソコンの使用は睡眠の質を下げます。眠りにつく30分前には、これらの行動を控えるようにしましょう。

台風で体調不良になるのは人間だけ?犬や猫はどうなの?

台風が近づくと体調が悪くなるのは、人間に限った話ではありません。
犬や猫やウサギなどといった他の動物も、台風が近づくと体調不良を起こすことがあります。

体の中で最も気圧の影響を受けやすい部位は、耳です。
なので、耳が他よりも発達している動物は、気圧の変化にもより敏感に反応してしまうのです。

また、持病持ち(特に腎臓系の病気)である動物は、健康な個体よりも体調を崩しやすいです。
腎臓は血液をろ過する臓器のため、血流悪化の影響をもろに受けてしまうのです。

対策としては

  • 台風の日はなるべく多めに水分を取らせ、ゆっくり休ませる
  • 持病が台風による体調不良を悪化させるので、動物病院で早めに治療する
などがあります。

ペットの体調を管理するのは飼い主の役目です。
「なんだかいつもと様子が違う」と思ったら、早めに対策を打ちましょう。

まとめ

体調不良の原因となるのは、細菌やウイルスだけではありません。
気圧の変化といった環境の変化でも、人は簡単に体調を崩してしまうのです。

環境そのものを変えることは不可能なので、気象病の改善のためには、私たち自身が何らかの対策をするしかないのです。

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