インフルエンザの予防接種は行うべき?ベストな時期や副作用って?

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冬はインフルエンザの流行期です。
学校や会社でも話題になりますし、インフルエンザの予防接種を受けに行く人も多いことでしょう。

ところが、インターネットでは「予防接種はやるべき」「やらなくてもいい」という2つの声が。
発言の根拠を見てみると、どちらの意見も筋が通っているように見えます。

インフルエンザの予防接種は、果たして行うべきなのでしょうか?

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インフルエンザの予防接種は行うべき?効果はあるの?

予防接種を行うべきか否かと聞かれれば、私は行うべきだと思います。
私を含めた家族もインフルエンザの予防接種は毎年行っていますし、それもあってか、ここ5年は一家の誰もインフルに感染していません。

「でも、予防接種をやってもインフルエンザになることはあるし・・・」と思っているそこの貴方。
それはそういうものです。そもそも予防接種とは、ウイルスの感染を100%防げるようなものではないからです。

インフルエンザの予防接種の仕組みとは?

あらゆる生物の体には、ウイルスが入ってきたときに排除しようとする働きが備わっています。
侵入してきたウイルスを倒すのに最適な抗体をその場で作り、ウイルスが何か悪さをする前に排除するのです。

つまり、あらかじめ抗体を作っておけば、次回以降のウイルスとの戦いが非常に楽になるということです。

そんな「ウイルスとの戦い」を人為的に起こさせるのが、予防接種の役目です。

インフルエンザの予防接種の中身は「ワクチン」と呼ばれるものです。
ワクチンは化学的な処理を施されたウイルスのことで、本物のウイルスよりも毒性が抑えられています。

体は侵入してきたワクチンをインフルエンザウイルスだと認識するので、インフルエンザ用の抗体を作って撃退します。
そうして作られた抗体が、本物のウイルスとの戦いに役立ってくれるのです。

こうしてみると、予防接種というのはウイルスとの練習試合だと言えますね。
とはいえ、所詮は練習試合。たとえ練習で負け無しでも、本物のウイルスに必ず勝てるとは限りません。

予防接種を受けた人が実際に予防できる確率は、だいたい60%前後だと言われています。
体のつくりは人によって違いますし、全員に100%効く薬なんてものは現行の技術では製造不可能です。

例を挙げると、インフルエンザに感染するはずだった100人が予防接種を受けた場合、約60人が発症を予防できる計算になります。

この「60%」という数字を高いと思うか、それとも低いと思うかは人それぞれでしょう。
ですが、1度予防接種を受けるだけでこれほどの効果を受けられるのであれば、私は十分お得だと思います。

インフルエンザの予防接種を行うベストな時期は?

予防接種を受けたとしても、すぐに効果が現れるわけではありません。
体内で抗体の試作型を作って、戦って、戦闘結果をまとめて・・・というように、抗体の完成には時間がかかるのです。

具体的には、どんなに早くても予防接種を受けてから1~2週間ほど経たなければ、抗体は完成しません。

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抗体は作りかけでは何の意味もないため、抗体を作っている最中に本物のウイルスが侵入してくると大変なことになります。
インフルエンザの流行が始まるのがだいたい12月頃ですし、11月末までに予防接種を終わらせておくのが理想でしょう。

また、作られた抗体はしばらくすると体から消えてしまいます。
なので、次の年にはもう一度予防接種を受ける必要があります。抗体の作り置きはできないので注意しましょう。
point!予防接種のワクチンは薬ではないため、既に侵入しているウイルスを撃退する力はありません。
そういった意味でも、早めの予防接種を心掛けましょう。

ただし予防接種の効き目は5か月ほどしか持たないので、時期が早すぎるのも考え物です。

インフルエンザの予防接種で副作用が起こる可能性はある?

予防接種のワクチンに抗体が異常反応を起こし、副作用を起こしてしまう可能性があります。
予防接種後に何らかの副作用が起こる確率は10~20%。少なくとも10人に1人と考えると、確率的にはそこそこ高めです。

副作用で特に多いのが、注射した箇所が赤く腫れるという物。
その他には頭痛や発熱、全身の倦怠感といった症状が現れることもあります。

とはいえ、これらの症状は体内で抗体が作られている証拠のため、あまり心配する必要はありません。
1~2週間ほど経てば抗体は完成しますし、大抵その頃には副作用は治まっています。

体調がすぐれない時に予防接種を受けると、副作用も起こりやすい傾向があります。
予防接種には万全の体調で臨みましょう。

まとめ

予防接種を受けたからといって、その他の対策をしなくてもいいというわけではありません。

結局のところ、手洗いうがいや消毒を徹底することが一番のインフルエンザ対策なのです。
特に人の多いところに外出した後は、必ず手洗いうがいを行うようにしましょう。

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