渋柿と甘柿の見分け方は?品種によって違う?味を変化させる方法は?

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木からもぎ取った柿や、実家などから送られてきた柿。
それって、本当に甘い柿ですか?

甘柿だと思って渋柿を食べたときのショックは半端ではないです。
甘いと思ったら甘くないわ、渋味はいつまでも口の中から消えないわで・・・あれは最悪の気分でした。

渋柿と甘柿、この2つを見分けるにはいったいどうしたらいいのでしょうか?

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渋柿と甘柿の見分け方って?

渋柿と甘柿を見分けるのは至難の業です。
なぜなら的中率100%の確実な見分け方というものが存在せず、ある程度は運任せになってしまうからです。

ですが「的中率100%」ではなくとも、渋柿か甘柿かを高確率で見分ける方法は2つほど存在します。

見た目の違い

甘柿は見た目がずっしりとしており、手に持った時に重量感を感じます。
また、全体的に四角くて平べったい形をしているのが特徴です。

一方の渋柿はやや細長めの形をしており、先の方が尖っているのが特徴です。
秋になると軒先に吊るされている干し柿が、恐らく最も身近にある干し柿です。あの形をイメージするのが一番分かりやすいでしょうか。

形状以外の部分だと、皮に浮かび上がってくる黒い斑点の有無によっても見分けることができます。

あの黒い斑点は決して腐っているわけではなく、甘さ成分のタンニンが染み出たものなのです。
つまり、皮に黒い斑点がある柿は高確率で甘い柿だということです。

味の違い

少しかじってみて甘いのが甘柿、渋いのが渋柿です。当たり前の話ではありますが・・・

確実な見分け方が存在しない以上、実際に食べて確かめてみるのが一番確実です。
渋柿に人体に有害な成分が含まれているわけではないので、少しくらい食べたところで何の問題もありません。

渋柿か甘柿かというのは品種で決まるものなの?

熟したものが甘柿、熟していないものが渋柿だと思うかもしれません。
確かにそれも間違いではないのですが、熟しても渋いままの柿もあるというのはご存知でしたか?

元々、柿は渋い食べ物であり、そのまま食べるのには適さない果物でした。
なので、昔の人たちはあの手この手を使い、渋い柿を甘くしてから食べていたのです。

そんな柿ですが、全部が全部渋い柿だったわけではありません。
成長していく過程でたまたま渋みが抜け、生食できるくらいに甘くなった柿も中にはあります。これが「甘柿」の元祖です。

渋柿が甘柿に突然変異する確率は低く、甘柿はめったに食べられない物でした。、
この状況が改善されたのが鎌倉時代のこと。「接ぎ木」と呼ばれる手法によって、甘柿の木を作る方法が発見されたのです。

鎌倉時代以降も様々な品種の柿が生まれていき、現在は1000種類以上の品種の柿が存在します。
それらは味によって、以下の4種類に分類されることになりました。(上のものほど甘い柿です)

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  • 完全甘柿・・・熟すと甘くなる柿。
  • 不完全甘柿・・・柿に含まれている種の量で甘さが変わる柿。種が多いほど甘い。
  • 不完全渋柿・・・不完全甘柿と同じく、柿に含まれている種の量で甘さが変わる柿。不完全甘柿よりも渋みが強い。
  • 完全渋柿・・・熟しても熟しなくても常に渋い柿。
point!甘柿か渋柿かの違いを決めるのは、柿の熟し具合だけではない。
品種によっても味は違い、どんなに熟しても渋い柿も中にはある。

渋柿を甘柿に変化させる方法はある?

渋い柿には2種類あります。
まだ熟していないので渋い柿と、そもそも渋い品種の柿です。

まだ熟していない柿の方は、お湯に一晩くらい浸けておくと渋みが抜けます。
柿が温められることによって炭酸ガスが発生し、柿の渋みを甘み成分に変化させてくれます。

また、リンゴと同じ場所に保存しておくのもいいでしょう。
リンゴは呼吸する際に発生するエチレンガスには、果実の熟成を促進させる効果があるためです。

問題はそもそもが渋い品種の柿の方です。
こちらは熟してもあまり甘くならないため、別の手段を取る必要があります。

渋い品種の柿は生食にはあまり適さないため、干し柿にして食べるのがおすすめです。
水分が抜けることによって甘味が濃縮されるため、渋柿でも美味しく食べることができるようになります。

まとめ

柿にはたくさんの栄養が含まれていますが、だからといって食べ過ぎはいけません。
昔から「柿を食べ過ぎると体を冷やす」と言われていますが、実際その通りです。

特に貧血や冷え性の人は体が冷えやすいため、食べ過ぎには一層注意しましょう。

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