腱鞘炎に湿布は効果がある?治療は温めるべき?完治までの時間は?

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腱鞘炎は関節を動かす筋肉である「腱」の炎症のことで、指や腕を酷使することによって発症します。
手が使えなくなるというのは日常生活に致命的な悪影響を及ぼすため、一刻も早く治したいところです。

早く治す手段の代表的な物といえば湿布ですが、腱鞘炎には湿布を使うべきなんでしょうか?
それとも、湿布を使うと症状が悪化してしまうのでしょうか?

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腱鞘炎に湿布は効果がある?それともない?

冒頭で書いた通り、腱鞘炎とは腱と腱鞘に起こった炎症のことです。
なので、抗炎鎮痛剤である湿布は効果があります。ぜひ使いましょう。

ただし、腱鞘炎が湿布だけで完治するのは非常にまれなことです。

湿布で炎症を抑えるのは、あくまで対処療法に過ぎません。
完治させるには、原因となっているものを取り除くしかないのです。

症状が治まったからと言って油断していると再発の恐れがあるのが、腱鞘炎の怖いところです。
「湿布は症状を治すのではなく抑えるもの」と割り切り、思い切って病院で治療を受ける方が最善でしょう。

point!腱鞘炎に対して湿布は効果があるが、完治させるほどのものではない。

湿布を選ぶときは「インドメタシン」という成分が入っているものをおすすめします。
インドメタシンは抗炎作用に加えて鎮痛作用まで持つという優れもので、腱鞘炎の炎症をより強く抑えてくれます。

ただし、インドメタシンには胃腸に副作用が起こることが確認されています。
命に関わるほどの重大な副作用は起こらないようですが、生まれつき胃腸の弱い人や病気持ちの人は注意が必要です。

腱鞘炎の治療は冷やすべき?それとも温めるべき?

腱鞘炎を治療するときは、冷やすのと温めるののどちらが良いのでしょうか?
湿布にも温湿布と冷湿布の2種類がありますし、どちらを使うべきか悩むところです。

気になる答えは「どちらも使う」です。
腱鞘炎を始めとした炎症を治療するときは、2種類の温度を使い分けるのが良いとされています。

では、実際にどのように使い分ければよいのでしょうか?

冷やすべき時

炎症部分を冷やすべきなのは

  • 炎症が発生してすぐの時
  • 痛みや腫れが激しい時
これらの状態の時です。

患部を冷やして血液の流れを少なくすれば、次第に炎症が治まっていくという寸法です。
逆に温めると血液の流れが良くなるため、痛みや腫れがひどくなります。注意しましょう。

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温めるべき時

炎症部分を温めるべきなのは冷やすべき時と反対で

  • 炎症が発生してしばらく経った後
  • 痛みや腫れがある程度治まった時
これらの状態の時です。

筋肉は温められることによって柔らかくなるため、痛みを感じにくくなります。
なので、最初に患部を冷やして炎症を抑えた後は、ずっと温めておくのが良いとされています。

まとめると

  • 痛みや腫れなどの急性症状には患部を冷やす「寒冷療法」で治療する
  • 急性症状が治まった後は患部を温める「温熱療法」で治療する
ということになります。
これと反対のことを行ってしまうと炎症がひどくなるので、「冷やす→温める」の順番を忘れないようにしましょう。

腱鞘炎は完治するまでどれくらい時間がかかる?

腱鞘炎の炎症が完治するまでに必要な時間は、症状の程度によって様々です。

適切な治療を行った場合、症状が改善するのには大体2~3週間はかかります。
治療を始めるのが早ければ早いほど完治も早まりますし、その逆も同じことが言えます。

腱鞘炎になるということは何か原因があるということですし、腱鞘炎になる同じ生活をしていれば再発もあり得るかもしれません。
腱鞘炎の治療が終わったら、一度生活習慣を見直してみるのも良いかもしれませんね。

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