暑中見舞いの返事は必要?時期や文例も要チェック!

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毎年のようにたくさん届く暑中見舞い。
ちゃんとお返しを書きますか?それとも書きませんか?

お返しが必要だったり不要だったり、日本の行事はとてもややこしいです。
同じ夏の行事でも、「お中元」はお返しが不要で、「お盆」はお返しが必要なのです。
何が何だか分からなくなりますね。

ですが、余計なトラブルを避けるためにも、お返しマナーはきちんと知っておきたいところです。

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暑中見舞いの返事は必要?

個人的には、暑中見舞いの返事は必要だと思っています。
私自身も、頂いた暑中見舞いにはちゃんと返事を返すようにしています。

暑中見舞いは、年賀状と同じような「季節のあいさつ」です。
直接会うにしろ会わないにしろ、挨拶されたら返すというのは、超が付くほどの基本的なマナーです。

それに、あいさつをした後に返事を貰えたら、私だったらうれしく思います。
「自分がされたら嬉しいと思うこと」を相手にもしてやれば、きっと円満な関係を築けると思います。

じゃあ、何が何でも返事を出さなきゃいけないの?

これから紹介する方法は、道徳的にはあまり褒められた行為ではありません。
なので、本当に困った時しか使ってほしくないのですが・・・

結局のところ、返事を書くべきかどうかは、「その人とどういう関係を築きたいか」によって決まると思います。

何か理由があって、どうしても距離を置きたいと思っている人から暑中見舞いが送られてきたら。
その時は返事をせず、しらばっくれるというのも一つの手ではあります。

もちろん、返事が返ってこなかったら、相手は不快な気分になるでしょう。
もしかしたら、それをきっかけに交流がなくなるかもしれません。

何十年もかけて積み上げてきた信頼でも、壊れる時はほんの一瞬です。
そして、一度壊した信頼関係は、二度と元には戻りません。

ちょっと大げさかもしれませんが、「暑中見舞いに返事を出さない」というのは、それだけのリスクを伴うことなのです。

暑中見舞いの返事の時期は?

貰った暑中見舞いには、できるだけ早く返事を書くべきだと思います。

「どんどん後回しにしていったら、いつの間にか返事するのを忘れてしまった」そんなことも無いとは言えないのです。
それが冗談で済む相手なら良いのですが、目上の人への返事だとしたら目も当てられません。

なので、忘れないうちに返事は書いてしまいましょう。

暑中見舞い?それとも残暑見舞い?

返事を出す時期によって、それが暑中見舞いなのか残暑見舞いなのかが変わってきます。
はがきを間違うと大変恥ずかしいので、時期を確認しておきましょう。

残暑見舞いを出す時期は、「立秋を過ぎてから8月いっぱいまで」と定められています。
(立秋の日付はその年によって異なりますが、毎年8月7日頃のことが多いです)

貰ったのが暑中見舞いだったとしても、立秋を過ぎた後に返事を出すときは、残暑見舞いとして出さなければいけません。

もう一つ大事なことがあります。
それは、ハガキは出したその日には届かないということです。
地域にもよりますが、出したハガキが相手の下に届くまでには数日はかかります。

例えば、立秋の前日に「暑中見舞い」として返事を書いたとしても、相手に届くころにはすでに「残暑見舞い」の時期になっています。
これでは意味がありませんね。

「相手に届く日付」まで考えて、暑中見舞いにするか残暑見舞いにするかを決めるようにしましょう。

暑中見舞いの返事の文例は?

暑中見舞いを書くときの文章に一工夫加えるだけで、返事用の文章も作ることができます。
(赤い文字で書いたのが、返事用に付け加えた項目です)

  1. 「暑中(残暑)お見舞い申し上げます」
  2. 文の初めは季節のあいさつから。自分から出すときでも、返事として出すときでも、これは一緒です。

    他の文字より大きめに書くのが、見栄えが良くなるコツです。
    第一印象が良ければ、その後の文もしっかり読んでもらえることが多いです。

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  3. 相手からもらった挨拶に対して、感謝の気持ちをしっかり書く
  4. 「この度はご丁寧に暑中見舞いをいただき、誠にありがとうございました」というように、感謝の気持ちを必ず入れるようにしましょう。

  5. 相手への心遣いの言葉を書く
  6. 相手を気遣う文章は、季節のあいさつでは基本と言えます。

    相手への気遣い方にも、いくつかコツがあります。
    その中でも一番簡単なのが、「相手の健康」と「季節」を結び付ける方法です。

    ただ「〇〇さんやご家族は元気にお過ごしでしょうか。」とだけ書くよりも、その前に
    「まだまだ暑い日が続きますが」と一文を添えるだけで、相手により良い印象を持たせることができます。

  7. 相手の暑中見舞いについての感想を書く
  8. お返事として書くということは、既に相手から暑中見舞いが届いているはずです。
    これはチャンスです。届いた暑中見舞いをしっかり読んで、書かれていたことに対する反応を書いてみましょう。

    そうすることで、まるで同じ場で会話をしているような、双方向的なコミュニケーションが生まれるのです。

    一方的にメッセージを投げつけるだけのコミュニケーションと、お互いのメッセージを尊重しあうコミュニケーション。
    どちらが良いコミュニケーションなのかは、火を見るより明らかなはずです。

  9. 自分や家族の近況報告を書く
  10. 「今年も家族一同元気に過ごしております。」といった感じで、自分や家族の健康をアピールしましょう。

    「お返事を書ける」ということは、それだけでも健康の証と言えます。
    ですが、それをしっかり文章で伝えることで、相手に安心感を与えることができるのです。

  11. 結びの言葉を書く
  12. 結びの言葉には、「その文章で一番言いたいこと」を書くのが基本です。
    暑中見舞いの一番の目的は、相手を気遣うことです。これを最後に持ってくるのがいいでしょう。

    時期的にはもう少し暑い時期が続くので、「これからしばらく暑い時期が続きますので、お体にはくれぐれも気を付けてお過ごしください」といった感じの文章が適当でしょう。

  13. 日付を書く
  14. 暑中見舞いなどの季節のあいさつには、「〇月〇日」のような詳しい日付までは書かないのが普通です。
    「平成〇〇年」のような年号の後に、季語を加えてやるのが本当のマナーです。

    暑中見舞いに最適な季語といえば、“夏の最も暑く盛りの時期”という意味をもつ「盛夏」です。
    時期が遅くなって残暑見舞いにずれ込むときは、代わりに「立秋」「晩夏」あたりの季語を添えてやるのがいいでしょう。

    まとめ

    返事を出すか出さないか。
    ほんのささいなことですが、これがきっかけで友達との縁が切れたという人もいるようです。
    (というか私の知り合いの話なんですが)

    暑中見舞いを送ってくれるということは、ある程度親密だという証拠でしょう。
    しっかりお返しをしてやるのがマナーというものです。

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