甘酒は夏バテに効果があるの?量はどれくらい?子供は大丈夫?

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甘酒は、正月などの祝い事の時にだけ飲む縁起物だと思われがちです。
ですが、その豊富な栄養から、健康食品としても注目されていることはご存知でしたか?

夏バテ対策と甘酒の歴史は、最近始まったものではありません。
具体的には、約400年前の江戸時代からです。
栄養豊富なうえ安く手に入る甘酒は、夏バテから庶民を守る心強い味方だったのです。

今回は日本生まれのスーパードリンク、甘酒のヒミツに迫っていきます。

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甘酒は夏バテに効果があるの?

冒頭での説明の通り、甘酒が夏バテに効果があることは、江戸時代の時点ですでに証明されています。
そして、それを否定するような研究結果は、今日に至るまで(たぶん)出てきていません。

ということで、「夏バテに甘酒が効果あり」という結論については、疑う余地はないと思います。

さて、本題に入りましょう。

その豊富な栄養から、「飲む点滴」の別名で呼ばれることもある甘酒。
では、実際にどのような栄養が含まれているのでしょうか?

それぞれの栄養が夏バテにどのように効くかについても、一緒に紹介していきます。

甘酒が夏バテに効く4つの理由

ブドウ糖が豊富

甘酒は、お米を米麹で発酵させて作るものです。
お米には大量のでんぷんが含まれています。発酵させた段階で、でんぷんの大部分はブドウ糖に分解されます。

このブドウ糖は、本物の点滴にも使われるほど優秀な栄養として知られています。
なぜ優秀なのか?それは、圧倒的に消化が早いからです。

体に取り入れてから数十秒で消化が完了するブドウ糖は、夏バテで疲れ切った体にとっては、まさしく極上のエネルギーと言えます。

ビタミンB群も豊富

米本体よりも、麹に多く含まれているビタミンB群。

ビタミンB群は体内のエネルギーを作るのに必須のエネルギーです。
夏バテ対策にはビタミンB群を取るべし、というのは結構有名な話です。
豚肉やウナギがよく夏バテ対策の料理に用いられるのも、ビタミンB群を豊富に含んでいるからです。

甘酒の素晴らしいところは、エネルギーになるブドウ糖と、エネルギーの分解を助けるビタミンB群、その他諸々の栄養を同時に摂れることです。
ビタミンB群だけを集中的に摂るようなサプリメントよりも、はるかに安いうえに健康的です。

アミノ酸も豊富

人の体の健康維持に欠かせないアミノ酸。

アミノ酸が足りなくなると体の抵抗力が弱くなって、夏バテにつながってしまいます。
そんなに大事な栄養素だというのに、一部のアミノ酸は人間の体では生成できません。
いわゆる「必須アミノ酸」と言われている種類のことです。

必須アミノ酸は全部で9種類あるのですが、甘酒にはそのすべてが含まれています。
さらに言うと、体内で作ることのできる普通のアミノ酸も、甘酒には多く含まれています。

甘酒のポテンシャルは、底が知れません。

食物繊維やオリゴ糖も豊富

夏はついつい冷たい物を飲みすぎてしまいがちです。
ですが、冷たいものの飲みすぎは腸内の悪玉菌を増やし、便秘や下痢といった夏バテの症状を引き起こしてしまいます。

甘酒に含まれている食物繊維やオリゴ糖は、そんな荒れ切った腸内環境を整えてくれます。

夏バテ対策に効果的な甘酒の量は?

夏バテ対策に効果的な甘酒ですが、だからと言ってがぶがぶ飲んでいいものではありません。
一日に何リットルも飲むものではなく、せいぜい200ml(マグカップ一杯分)くらいにするのが妥当です。

というのも、甘酒はだいぶ高カロリーな飲み物だからです。

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100mlあたりのカロリーを比較してみた
  • 甘酒・81キロカロリー
  • ジョージアのミルクコーヒー・49キロカロリー
  • カルピスウォーター・48キロカロリー
  • ファンタオレンジ・48キロカロリー
  • コカ・コーラ・45キロカロリー
  • ポカリスエット・27キロカロリー
  • アクエリアス・19キロカロリー
比較対象には、高カロリーで有名な飲み物をチョイスしたはずですが・・・
それらとは比べ物にならないほど、甘酒のカロリーはずば抜けています。

普段通りにきちんと食事で栄養を摂りつつ、甘酒で足りない分を補うというのが正しい飲み方です。
「夏バテで食事が喉を通らないから甘酒で補う!」というのはいけません。それではかえって不健康になってしまいます。

甘酒は子供が飲んでも大丈夫?

甘酒・・・名前に「酒」と入っています。
ということは、アルコールが入っているのでしょうか?そんなものを子供に飲ませても、本当に大丈夫なのでしょうか?

子供が飲める甘酒と、飲めない甘酒について

甘酒は原料によって、

  • 米麹から作られるもの(アルコールオフ)
  • 酒粕から作られるもの(アルコール多め)
の2種類に分けられます。

この記事で紹介したような米麹の甘酒には、製造工程でアルコールが一切入りません。
化学反応でアルコールが発生することもありません。つまり、完全にアルコールゼロです。

なので、お子さんにも安心して飲ませることができます。
お子さんだけでなく、妊婦の方やお酒に弱い人でも安心です。

一方、酒粕から作る甘酒は完全に「お酒」です。
熱でアルコールが飛ばされるとはいえ、それでもそこそこの量のアルコールが含まれています。
こっちの甘酒は、お子さんには飲ませない方がいいでしょう。

point!風味付けのため、米麹の甘酒に後から酒粕を入れているものもあります。
そちらも分類上は「お酒」なので、お子さんに飲ませてはいけません。

甘酒を買う際は、「酒粕が含まれているかどうか」をしっかり確認するようにしましょう。

まとめ

最近の美容ブームもあってか、甘酒はいろんなところで売られるようになりました。
凝り性の人は、自宅で甘酒を作ったりもしているようです。

安くて、栄養豊富で、そのうえ美味しく飲める甘酒。
夏バテ対策に、一度試してみてはいかがですか?

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